【血糖値実測】夏野菜とうもろこしを食べたら血糖値はどうなる?糖質の多さがリブレ検証で明らかに!


最近ずいぶん暑くなってきたね。いよいよ夏って感じだね。
夏っていえば、僕は夏野菜が大好きなんだ。
とうもろこしが特に大好き!今年は美味しい産地を色々回っていっぱい食べるんだ!
野菜は、糖尿病患者に優しいし安心して食べれるイメージもあるし、もう最高じゃん!

ちょっと待って!イメージでいっぱい食べちゃダメ。
とうもろこしは野菜の中でも糖質が多い部類に入るんだよ!
「トウモロコシって野菜だし、そんなに血糖値上がらないよね」 そんなふうに思っていた私、2型糖尿病の “ゆるッとぱぱ” は、2025年6月の昼食にトウモロコシを食べてみました。
結果は…
なんと、血糖値が想像以上に急上昇。しかも、その上がり方と下がり方が、普段の食事と少し違ったのです。
この記事では、私がフリースタイルリブレで実際に測定したグルコース値の推移をもとに、「とうもろこしを食べたらグルコース値はどうなるのか」をフリースタイルリブレ2を使用して検証していきます。
☟過去記事でフリースタイルリブレ2を紹介していますのでこちらも見てね。☟
血糖値の傾向を知ろう~FreeStyleリブレ 2~
トウモロコシは本当に血糖値にやさしいのか?【意外な落とし穴】
夏になると、甘くておいしいトウモロコシがスーパーに並びます。 「野菜なんだから血糖値はそんなに上がらないでしょ」と、私も以前は思っていました。
でも実は、トウモロコシは”糖質の多い野菜”です。
日本食品標準成分表2020年版より
- ゆでトウモロコシ100gあたりの糖質:約13g
- 私が今回食べたのは、1.5本(約420g)
- 可食部はおよそ300gとして、糖質は約40g弱
これは、白ごはん小盛1杯(約110g)とほぼ同じ糖質量になります。
つまり、「野菜=血糖値にやさしい」というのは、トウモロコシには当てはまりません。

そんな~残念過ぎる・・・
まぁあんなに甘いんだから糖質が高いのは当たり前と言われれば当たり前だけど・・・
実験:トウモロコシを食べた直後の血糖値推移【リブレ検証】

食事内容と測定条件
- トウモロコシ 1.5本(芯込み420g)
- 他のおかず・主食はなし
血糖値の変化(リブレ実測値)
時間 | 状態 | 血糖値 (mg/dL) | 備考 |
---|---|---|---|
12:47 | 食べ始め | 162 | 通常範囲内 |
12:54 | 食べ終わり直後 | 162 | 変化なし |
13:33 | 食後30分 | 218 | 明確に上昇開始 |
14:03 | 食後60分 | 287 | ピーク |
15:34 | 食後150分 | 162 | 平常値に戻る |
通常の食事と比較してどう違ったか?【急上昇・早戻り】
普段の食事では、
- 食後90〜120分でピーク
- 食後200分でようやく平常値へ戻る
というパターンが多いのですが、今回は、
- 食後60分でピークに達し(30分早い)、
- 食後150分で平常値に戻った(50分早い)
つまり、上昇も戻りも明らかに早かったのです。 これは、いわゆる血糖値スパイク型の波形に近い印象でした。

普段の食事よりもすこしグルコース値のピークが早くて、通常値にもどるのも早かったね。

そうなんだよね。
(1)トウモロコシは、たしかに硬めでよく噛む必要はありますが、粒の表面がなめらかで甘みが強く、飲み込みやすく消化が早かった
(2)おかずやたんぱく質と一緒に食べなかったため、糖質の吸収を遅らせる要素がなかった
このため、血糖値が急上昇し、その後インスリンの作用で早めに平常へ戻ったのではないかな。
僕は医療従事者ではないから、あくまで実体験からくる勝手な推測だけどね。
まとめ:トウモロコシは“野菜だけど主食級”の糖質がある
- トウモロコシは甘くて自然な味ですが、糖質量は白米並み
- 食べる量・組み合わせに注意が必要
- 血糖値スパイクを避けるためには、
- 野菜やたんぱく質と一緒に食べる
- 量を控える
- よく噛んで食べる
などの工夫が必要かもしれません。

嫌だ、いやだ、イヤだーーーーーーー!
とうもろこしは僕の夏の生きがいのひとつなんだ!
食べるの諦めるなんて嫌だーーーー!

そうだよね。糖尿病だからって食の楽しみを色々あきらめるなんて辛すぎるよね。
よし!じゃあ次はどうしたらとうもろこしを食べれるかを検証しよう!

うん。諦めずに頑張るよ!
・食べた後に散歩などの運動をしたらどうか。
・先にサラダ(食物繊維)や油もの(脂質)と一緒に食べたらどうなるか?
という事にも挑戦していくよ。続編期待してね。
※この記事は、2型糖尿病の私がフリースタイルリブレを使って日々測定している体験に基づいています。医学的判断が必要な場合は、医師や管理栄養士にご相談ください。