【グルコース値検証】牛丼を食べたらどうなるのか?やっぱり起きた血糖値スパイク!ピーク値310mg/dl


さて、今日はなんだかやることも多いしお昼はちゃちゃっと牛丼を食べて仕事にもどるか!なんてったて『安い・早い・うまい』の代名詞だし、牛丼すごく好きなんだよね。

こんにちは。リブレ先生だよ。
牛丼って美味しいよね。わかるよ。でもね2型糖尿病のパパが食べるにはちょっと注意が必要かもね。実際グルコース値がどうなるか見てみようか
庶民の味方の牛丼、でも血糖値は大丈夫?
こんにちは、「ゆるッと血糖値管理」ブログへようこそ!
今回は、ランチの定番である吉野家さんの牛丼「あたまの大盛」を食べた際、血糖値がどのように変化するのかを実際のデータで検証しました。
今回もフリースタイルリブレ2を使って検証していきます。リアルタイムでグルコース値を可視化し、血糖の上昇を詳しく記録しています。
☟FreeStyleリブレ 2の詳しい情報は下記の記事を見てね☟
血糖値の傾向を知ろう~FreeStyleリブレ 2~

なんで『並』じゃなくて『あたまの大盛』なの!なんか大盛が付いたら食べすぎ感があるんですけど!!

え~、だって『並』だと物足らないんだもん・・・。『あたまの大盛』だったらご飯の量は『並盛』と変わらないしいいかなぁって思ってさ・・・
牛丼の種類とご飯の量の違いは?
吉野家には同じ「牛丼」でもいくつかのサイズがあります。その中でも今回注目したのは「あたまの大盛」。これはどういうメニューなのでしょうか?
メニュー名 | 特徴 | ご飯の量 | 肉の量 |
並盛 | 標準的なサイズ | 約250g | 標準量 |
あたまの大盛 | ご飯は並盛、肉は大盛 | 約250g | 約1.2倍(大盛相当) |
大盛 | ご飯も肉も大盛 | 約320g | 約1.2倍 |
詳細なデータは公式から発表はされていませんが、『あたまの大盛』はご飯の量は『並盛』相当、上の具の部分は『大盛』相当とされています。
糖質量としてはご飯の量が大きな要因になるため、「あたまの大盛」は「大盛」よりは血糖値への影響は少なそうに思えますが…実際にはどうだったのでしょうか?

わお!ご飯250gもある!数字を見るとちょっと衝撃!!どうなることやら~(怖い)
牛丼食べたらこうなった

検証前提
- 日時:2025年6月19日 昼食
- 食事内容:吉野家 牛丼「あたまの大盛」+紅ショウガ適量
- リブレで測定
- 計測時間帯:13:30〜17:30
上の画像は、実際のグルコース値の波形グラフです
🧪グラフからわかる血糖値の変化
🧪血糖値の変化の詳細
時間 | 血糖値 | 状況 |
食前 | 151 mg/dL | 少し高めのスタート |
食後30分 | 238 mg/dL | 急上昇! |
食後60分 | 302 mg/dL | 300越え! |
食後90分 | 310 mg/dL | グルコース値ピーク! |
食後120分 | 264mg/dL | 降下はし出したけど・・・ |
食後210分 | 226 mg/dL | まだまだ高値圏 |
🟡注目ポイント:
- ピーク値はなんと310mg/dL!
- 食後90分で最大値に達し、その後もゆっくりしか下がらない。
- 食前の151mg/dlは既に高い数値ですが、2型糖尿病ゆるッとパパの平常数値です。
なぜここまで血糖値が上がったのか?
牛丼は、以下のような血糖値を急上昇させる要素が多く含まれています:
- 白ごはん:約80g超の糖質
- 煮込まれた牛肉とタレ:砂糖やみりん、甘辛いたれの糖質
- 早食いになりがち:咀嚼が少なく吸収が早くなる
これらの条件が重なると、糖の吸収が一気に進み、急激な血糖値の上昇=グルコーススパイクが発生します。

なんとなくはそうなんだろうなぁ~とは思ってたんだけどね・・・
実際数値をみるとちょっとね・・・

だよね!先にも言ったよね『気を付けなきゃ』って。!!
まぁでも実際リブレで数値を見ないとわかっているけど・・・ってなっちゃうよね。
やっぱりリブレで血糖値を見ることは重要だね
単体での牛丼は危険?今後の対策は?
今回の検証から導き出される結論は明確です。
「牛丼を単体で食べるのは血糖値管理にとって非常に危険」
対策としては以下が考えられます:
- 野菜を先に摂る
- 味噌汁や納豆を追加して、食物繊維やタンパク質を補う
- 早食いを避けて、ゆっくり噛む
- 食後に軽い運動を行う(15分程度の散歩でもOK)
まとめ:人気メニューにも落とし穴
「牛丼」は美味しくて手軽なメニューですが、糖尿病や血糖値に課題を抱える方にとっては要注意な食事です。
リブレの実測データからも、たった1杯の牛丼で血糖値が310mg/dLまで急上昇した事実は、やはり見過ごせません。
糖質をしっかり意識し、食べ方・組み合わせを工夫していくことが、「ゆるッと」した血糖値管理の第一歩です。

でもでもやっぱりたまには牛丼食べたいよ。2型糖尿病だからってあきらめるは嫌だよ。

そう!その意気込みが大事!今後はどうやったら牛丼食べてもまだ血糖値に優しくなるか色々試していこう!

今後牛丼の前に野菜やお味噌汁を先に食べたらどうなるかを検証予定です。
結果は追って記事にするのでご期待下さい。